依存しやすい占いから離れるために

占いは当たるも八卦当たらぬも八卦というように、必ずしも当たるものではありません。しかし、なにか行動を起こす前にちょっとした占いをしてもらったり、本当にどちらがよいか決められないものを占いによって選択を後押ししたりと便利な側面もあります。とはいえ、依存までいくと身を滅ぼしかねないことも事実なのです。そこで、占い依存によるデメリットを見て我が身を振り返ってみましょう。

占いに全てを決めてもらう

ありがちなのが、占いを頼りすぎた故に全てを占いによって決めてもらうようになることです。何をするべきか、何を選ぶべきかを全て占いによって決めてもらうと、いざという時自分自身で選択できないようになります。また、占い師によって占い結果が異なることもザラです。タロット占いなどは占い師独自の手法が取り込まれていたりしますし、自分に都合の良い占い結果ばかりを参考にしがちになりやすいのもデメリットと言えるでしょう。

占い料がかかる占い

無料の占いサイトを巡回しているくらいならともかく、本格的な占いを依頼するならお金がかかります。スピリチュアルな占いに頼りたい場合、どうしてもきちんとした占い師に頼りたい場面もあるでしょう。しかし、先ほど説明したように占いは占い師によって異なるため、お金を支払って自分にとって都合の悪い結果が現れることもあります。そんな時、また別の占い師に占ってもらうことを繰り返していると、いつの間にか預金通帳の数字が1桁に、なんてことにもなりかねません。生活費まで占いに入れていては身がもたないので、あくまで余っているお金で気分転換に依頼するくらいの距離感が適切でしょう。

占いが悪ではない

依存しやすい存在なので、実情以上に悪く見られがちです。しかし、あくまで自分の意志を持っていれば占いは便利な存在になりえます。決して依存とまでいかないように、適切な距離感を持って占いを利用し続けると良いでしょう。